映画三昧

今日、1日は映画の日です。
前より気になっていた映画をようやく観に行って来ました。
しかも、2本立て続けに…..。

1本目は、『バグダッド・カフェ』。
1987年に公開された西ドイツ(まだ、ベルリンの壁があった頃)の映画。
主題歌の『Calling You』は、少し悲しげでどこか郷愁のある美しい曲で
確か大ヒットしました。

冒頭の黒いスーツ姿に大きな荷物を携えたドイツ女性ジャスミンが砂漠を歩くシーンが
心にしみます。黄色味帯びた映像が、素晴らしいです。
公開当時も観ていたはずなのに、若者だった私には気づかなかった心情やシーンも
多くて、今回、この映画の良質さを再確認。

2本目は、『希望のかなた』。
現在上映中(大分のシネマ5では今日が最終日)のフィンランドのアキ・カウリスマキ監督の映画。

カウリスマキ映画でおなじみの社会の片隅でつつましやかに生き、少し孤独を抱えた人々が
登場します。彼らの優しさが、1人のシリア難民の青年の願いを叶え、希望を見い出すお話。
厳しい社会情勢をテーマにしながらも、途中、わさびネタ!寿司!!のシーンもあり。
ちゃんとユーモアも描かれています。流れる音楽も格好良くて、これまたしみます!

こちらの酒屋さんでよく見かける『帆前掛け』、なんと映画の中でも発見!
ただし、こちらは、イラストに”大勉強会の店”と”最高級品”と文字入りです。
私の方は、格好いい刺繍をしたいと思って準備していたのですが、まさか?の
この偶然はちょっと嬉しいですね。これは、制作にも力が入りそう。